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2013年 1月

◆「接遇道」の平林都さんの講演があった。大きく巻き上げた前髪(本人曰く庇)と純白のスーツ。テレビで見たままのスタイル。緊張の中、無事に名刺交換を終え打ち合わせ。「物腰の柔らかな上品な人」と感じた。
◆ステージに上がると一変した。浪速のおばさんに変身。厳しい・きつい・鋭い怒涛のマシンガントーク。聴く者は皆、魅了?された。
◆平林氏の教えは、「心は入れるな。表情・言葉・動作これを大切にして形を作れ。」である。弱い心・未熟な心は、好き嫌いや辛いシンドイと云った感情を相手にぶつけてしまう。そんな心は入れるな・込めるなである。「プロとして意識を高め、プロの形を身につければ強くしっかりした心が養われる。心を込めるのはそれからだ。」とのこと。

◆福祉会が長年研修している高塚先生のヒューマンコミュニケーションは「気付き、気遣いを増やせ。心の感度を高めよ。」の教えと理解している。お二人の教えは異質ではあるが、求めるところ、目指すべき人物像は同質であると思った。プロは如何にあるべきか、心を如何に磨くか、貴重な教えを得た気がした。